経緯・背景
当初はコーポーレートサイトのみで契約していたレンタルサーバーが、サービスごとに契約を増やすことを続けていったらいつのまに16契約になっていました。専任の担当者がいる訳でもなく案件の担当者が個別に手続きをしていため、個別の契約が積み重なってしまっていました。
1契約あたりの金額は大したことはなくても、さすがにそれなりの金額になっていました。
トラブルにクレームの発生
また、スタート負担を軽減するために安価なサービスを利用していたため、毎月更新のコンテンツを配信すると直後に、ちょっとしたアクセス集中ですぐにエラーが発生してしまいクレームもくる状況になっていました。
ひとたびエラーが発生すると、そのサービスコンテンツを表示しているページだけでなく、サイト全体に影響が及ぶため業務への影響もでていました。
対応
まずは暫定対策として
毎月決まったようにエラーがするようになってからは、アクセスが集中するコンテンツ用にさらに別のサーバーを契約して、影響範囲を分離しました。(ここでまた契約が増えてしまっています)。
また、それでもエラーが発生する状況は変わらないため、エラー表示の代わりに「いまは混雑しているため後でアクセスしてください」という表示を掲出するようにしました。
サーバーサービスの移設と契約の集約へ
エラーが発生する状況が毎月発生する状況を解消するためには、サーバーサービスをアップグレードする必要がありました。
単独でサービスをアップグレードする選択もあったのですが、契約数自体が増えて分かりにくくなっていることもあり、他のサイト・サーバーも含めて新しいサービスへ移行することにしました。
移行後は、全くエラーは発生せず正常にサービスを提供できるようになり、利用者が増えても安定して運営できるようになりました。
また契約を集約したことでコスト圧縮と、管理者の負担も軽減も実現できています。