メールトラブル メールが届かない?!~Gmail宛てが届かない・・・ 2024.05.19 2025.05.20 Post Share 2024年2月、Googleは「メール送信者のガイドライン」の適用を開始しました。これにより、Gmail宛てのメール配信がこれまで以上に注目されるようになりました。 Gmailに届いていなかった?! 実はいままでもGmail宛てに届かないメールはあったのですが、注目されることで調べてみたら、届いていなかったことに氣づいた!というケースも出てきいます。 どういうことか? これまで、メールを送って「エラーが返ってこなかったから届いているはず」と思い込んでいた方が多くいました。しかし、Gmailは非常に高性能なスパムフィルタを備えており、迷惑メールフォルダに入るどころか、受信者の目に触れることなく完全にブロックされていた可能性があるのです。実際、送った側にはエラー通知が来ていないのに、相手の受信トレイには届いていないということが起きていました。これは、Gmail側がサイレントブロックとでも言うような方法を取っているためです。つまり、怪しいメールと判断した場合、送り主に何も知らせずに、受信者側でそっと捨ててしまうのです。 Gmailが重視する“3つの認証”とは? 2024年2月以降、Googleは以下の認証設定を強く求めるようになりました: SPF(Sender Policy Framework) DKIM(DomainKeys Identified Mail) DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance) この3つが適切に設定されていないと、Gmail側では「なりすましの可能性あり」と判断され、メールが迷惑メールフォルダ行き、あるいはまったく届かなくなります。 認証だけでは不十分なことも 「ちゃんとSPFもDKIMも設定してるのに…」という声も多く聞かれます。実は、送信者のドメインやIPアドレスがブラックリストに載っていたり、メール本文の内容やリンク先URLがスパムっぽいと判断されたりすることで、Gmailは容赦なくブロックしてきます!また、「なりすまし率が高い」とGoogleに判断されると、正しいメールでもまとめて排除されることもあるため、特にメール配信を業務で行っている企業にとっては、致命的な問題になりかねません。 今すぐできるチェック項目 Gmail宛てにメールが届かない原因はさまざまですが、まず以下をチェックしてみてください SPF/DKIM/DMARCが正しく設定されているか? メール配信ドメインのIPがブラックリストに登録されていないか? 配信頻度や宛先の質が悪くなっていないか? HTMLメールの構成が過剰または不適切でないか? メール配信安心パックで問題を解決する Post Share メールトラブル Gmail, エラーメール, メール配信, 迷惑メール 消費税率変更と定期支払い 前の記事